
亜麻仁油は、「身体に良い油」という情報だけが蔓延してしまい、選び方、使い方によっては、逆に発がん物質になる、という事を知らない方が多いように思います。
なので、今回は、亜麻仁油を選ぶポイントについてまとめていきます。
私自身の愛用品についても、まとめておきます。
▶国産非加熱の亜麻仁油
目次を表示しますか?
亜麻仁油の選び方-3つのポイント
亜麻仁油の選び方について、簡単にまとめます。
亜麻仁油は、唯一、ゲルソン療法中にも使っていた油です。 「絶対に死なない」という強い決意で、調べて調べて調べまくった中で、亜麻仁油の選び方のポイントは、3つあります。
- 低温加工である事
- 加工方法が圧搾法である事
- 遮光性の瓶に入っている事
順番に詳しく説明していきますね。
低温加工である事
すべての油について言える事ですが、油の品質を決める最大の決め手は、加工温度です。
- 高温加工 ➤ 加工の段階で酸化し、発がん物質に。
- 低温加工 ➤ 酸化が少なく、悪影響がない。
特に、亜麻仁油は、「オメガ3系脂肪酸」という分類で、熱に弱い油です。 高温で加工されている亜麻仁油は、まったくもって、健康に良い油ではありません。
加工方法が圧搾法である事
油においては、添加物を含むかどうかの決め手になるのが、加工方法です。
- 圧搾法 ➤ 原材料に圧力をかけて絞る
- 抽出法 ➤ 原材料に添加物を入れて油分を浮かせて絞る
- 圧抽法 ➤ 圧搾法で残った原材料に添加物を入れて油分を浮かせて絞る
添加物を含む油を高温加熱すると、「ヒドロキシノネナール」という毒物が発生し、脳の働きを阻害します。 脳は、身体のすべての機能の司令塔です。 司令塔が狂えば、全身、どこに不具合が出るか、わかったもんじゃありません。
これは、私の偏った見方かもしれないのですが、添加物を含む抽出法を選ぶメーカーは、加工温度も高温である可能性99.99999%!だと思っています。
遮光性の瓶
どんなに品質の良い油を作ったとしても、入れ物がプラスチックじゃ意味がありません。
- プラスチックの毒性が油に溶けだす
- 油そのものの酸化が進む
ほんとに品質の良い油を作ろうとするメーカーなら、絶対に瓶にいれて販売します。
その中でも、遮光性の瓶が、もっとも酸化スピードが遅いので、遮光性の瓶に入っている事を目安にすべきです。
おすすめ亜麻仁油-私の愛用品
私自身が、基本的に愛用しているのは、亜麻公社の「北海道産亜麻仁油」です。

【以下、販売店サイトから抜粋】
●北海道産の亜麻種子だけを原料に低温圧搾(コールドプレス)でじっくり絞り、ろ過した100%ピュアオイルの亜麻仁油(あまにあぶら)です。
●北海道産の亜麻仁油は契約農家で栽培しております。
●栽培期間中は農薬を使用しておりません。良質な種子だけを使用しています。
3つのポイントを満たしているのはもちろん、私は、国産の油を選ぶようにしています。
本来、油は海外のほうが良質なものがあったりするんですけど、そもそも、日本で販売されている時点で、「精製」が前提なので、日本で販売されているもので「生オイル」というのは、ありえない。
であれば、酸化スピードを考えて、国内で、作り立てを発送しているのが1番良いだろう、という結論にたどり着きました。
「作り立て」というのが、最大のメリットです。
癖はないんだけど、甘みを感じるというか、甘いフルーティ感のようなものを感じる亜麻仁油です。
我が家では、かれこれ10年以上、売り切れていない限り、この亜麻仁油を利用しています。
▶国産非加熱の亜麻仁油
おすすめ亜麻仁油-愛用品がないときに買うもの
新鮮とか、天然にこだわるほど、どうしたって、「売り切れ」のリスクを避け切ることはできません。でも、酸化しやすい油なので、買い溜めもおススメしません。
というわけで、時々、売り切れで買えない。という事態が発生します。

そんな時に買っているのが、これも同じく、「亜麻公社」の「北海道産亜麻仁油」です。正直、いつも使っている亜麻仁油との違いはよく分かりません。
2本単位でしか買えないのですが、1本あたりのお値段は、こっちのほうがちょっと安いので、コスパ重視の方は、むしろ、こっちのほうがおススメかもしれません。
▶2本セットで割安です
それさえも売り切れているという、緊急事態には、グッとグレードが下がりますが、こちらも購入したことがあります。
低温加工、圧縮加工、遮光瓶。いずれのポイントも抑えています。
国内加工なので、輸送中の酸化リスクも小さいです。
ただし、原材料が国産ではありません。HPに記載されているところによると、ペルー産らしいです。
私の知識によれば、日本で亜麻をつくって油にしているのは北海道のみ。北海道産以外の「国産亜麻仁油」は、海外産の原材料を使用しているはずです。
でも、原材料がペルー産というだけで、お値段は3分の1になります。3分の1って、すごいですよね。
▶原材料ペルー産でお値段3分の1
亜麻仁油の選び方まとめ
健康ブームで大人気になった亜麻仁油なので、 調べてみると、想像以上にたくさんの種類が売っていて驚きます。
だけど、亜麻仁油は、品質次第では、逆に身体に悪いものに変わってしまいます。
しっかりと見極めて、せっかくこだわるのであれば、圧倒的に品質の良いものを選びたいですね。
- 低温加工である事
- 加工方法が圧搾法である事
- 遮光性の瓶に入っている事
それでは今回はこの辺で。ゆきママ(@yuki40inner)でした。