サプリメントの品質こそが明暗をわける

サプリメントの基礎講座

サプリメントの品質は、ピンからキリまで・・・
サプリメントは「食品」である以上、「新鮮なお野菜」に準じるようなサプリもあれば、「スナック菓子」に準じるようなサプリも存在します。

スナック菓子に準じるようなサプリだと、悪質な成分を排泄させるために、栄養素を浪費してしまう。
含有栄養量よりも、浪費栄養素のほうが多くなれば、サプリメントを飲めば飲むほど不健康になる。そんな事もあり得るのです。

「同じ栄養素」でも、「品質」次第で、身体への影響は大きく違います。
どんなものが良いのか。どうすれば見極められるのか。せっかく飲むのであれば、ぜひ、「品質」にこだわってみてください。

「栄養素の品質」の分類

サプリメントに含まれるのは、「栄養素」ですが、同じ「栄養素」の名前であっても、その製造過程にはいくつかの種類があります。
製造方法、加工温度、原材料によって、体内での活性も変わってくるのが、栄養素の奥深いところです。
「化学の発達」には、めざましいものがありますが、まだまだ、よりナチュラル(自然界)に近いもののほうが、安全性が高く、そして活性も高いのが実態です。

ナチュラルサプリメント

天然に存在する栄養素を、そのまま抽出したサプリメントです。
人間の体には、天然の栄養素でなければ、活性出来ない栄養素というものがありますので、天然に存在する栄養素をそのまま抽出したサプリメントが、もっとも体内で活性が高い栄養素となります。

原価が高くなるので、一般的には、サプリメント自体も高額となります。

ナチュラルサプリメントの特徴

  • 体内での活性がもっとも高い
  • 分子が大きいので錠剤も大きめになる
  • においがしたり色が不均一だったりする
  • 賞味期限が早い場合が多い
  • お値段は高くなる

合成サプリメント

石油などを原材料に、栄養素と同じ原子記号になるよう作られた化学的栄養素のサプリメントです。

原子記号としては同じでも、体内での活性が大きく落ちるほか、時には、逆にアレルギー源となったり、摂り過ぎによる不調が出やすいのが特徴です。

原材料が安く済むので、一般的には、安価で販売されています。

合成サプリメントの特徴

  • 体内での活性がもっとも低い
  • アレルギー源になる場合がある
  • 分子が小さいので錠剤は小さめになる
  • においや色ムラは一切ない
  • 賞味期限が桁違いに長い
  • お値段は安くなる

準合成サプリメント

原材料には、天然の食材を使用しつつ、加工方法を駆使し、化学的に別の栄養素を作りだして加工したサプリメントです。
例として有名なのは、じゃがいものでんぷんを化学的に加工し、ビタミンCにしてしまう、というものです。

原材料としては、天然の食材ですので、いっけん、安心できる栄養素に思えますが、実際には、化学薬品を使い、まったく別の栄養素になってしまった成分ですので、体内での働きは、合成サプリメント同様、活性が低くなります。

一説には、石油からの合成栄養素よりは、アレルギー源になりにくいとも言われていますが、臨床試験データなどが存在しないため、不明確な情報となります。

準合成サプリメントの特徴

  • 体内での活性は低い事が多い
  • 分子が小さいので錠剤は小さめになる
  • においや色ムラは一切ない
  • 賞味期限は長め
  • お値段は割と安くなる

注意すべき偽ナチュラル

品質を考えれば、ナチュラルサプリメントが当然お勧めのサプリメントとなるわけですが、「ナチュラルサプリメント」という言葉にも、「行政的な定義」がないため、実際には、「偽ナチュラル」なサプリメントが多数存在します。

健康志向の高まりや、サプリメントへの知識が高まるにつれ、ナチュラル成分のほうが効果が高い、安全、安心、という情報が広く知れ渡るようになりました。
「天然と書けば売れる」「無添加と書けば売れる」
違法にならない形で利用するのが、各メーカーは非常にお上手。

そこで、「実際に存在する偽ナチュラル」を紹介したいと思います。

極悪メーカーここにあり!石油は天然素材?

「石油」は「食材」ではありません。
「石油」を飲んでます。なんて国は、世界広しといえども、ただの1つも存在しないと思います。

しかし、「石油」そのものは、確かに、天然資源です。そこを利用するんです。

●天然素材で出来ています。
●天然の原材料を使用しています。

「石油」は、「天然資源」であるから、嘘は書いていない。というのがメーカーの言い分です。
あ~、恐ろしや。

とにかく!激安の天然サプリメントは、疑ってかかるべし!です。

天然素材をちょっとだけ入れてます

多くの場合、サプリメントには、いろんな栄養素が含まれています。
栄養素は、単体では働けなかったり、活性が低かったりする事が多いので、活性を高めるためにも、複合的に栄養素を含ませるわけですね。

ここまでは、理にかなっています。しかし、そこを利用するんです。

●天然成分を含有しています
●天然の○○を使用

サプリの中の、ほんの一部だけが天然成分。天然素材。
ちゃんと「天然成分」を含んでいるから嘘は書いていない。というのがメーカーの言い分です。
たとえ、その「天然成分」が、ほんのちょっとだとしても。
あ~、まぎらわしい。

しかし、この手法を用いているメーカーは、非常に多いです。
逆に、ほとんどのメーカーが、この方法を用いている。と断言しても良いくらいです。

うたい文句に書かれている「天然」は、何を指しているのか。よーく考えてみてください。

栄養素以外の品質も要チェック

多くの場合、サプリメントは、栄養素だけで出来ているわけではありません。
賞味期限を長くするために保存料や酸化防止剤を入れたり、色ムラをなくすために着色料をいれたり、においをなくすために漂白剤をいれたりしています。
錠剤の形にするためのぞうねん剤などの凝固剤。粉末が固まらないようにするための滑沢剤などなど、実に様々なものが入っています。

中には、「増量剤」というものもあります。
文字通り、量を増やすんですね。あまりに小さいとみすぼらしいからでしょうか。
わざわざ、量を増やして、大きく見せる。ただ大きく見せるためだけに、添加物を使っているサプリメントなんかもあるわけです。
そうしたサプリは、1粒のうちの90%以上が添加物だったりします。

「添加物」は、確かに国が認めているものではありますが、余計なものである事には間違いありません。
添加物を摂取すれば、その添加物を排泄するために栄養素が浪費されます。
それどころか、正常な細胞を傷つけるといった報告もあり、その正常な細胞を修復するためにも、栄養素が浪費されます。

悪影響も、まだまだ判明していない事がたくさんあります。
発がん物質と呼ばれるものもたくさんあります。

せっかく、健康のため、美容のために、「栄養素」をとるためにサプリメントを飲むわけですから、「栄養素以外のもの」は、極力少ないに超した事はありません。

しかし、最近は「天然」「ナチュラル」同様の事が、「無添加」にもおこっています。
ほんの一部を無添加にして、「無添加サプリメント」として売っていたりします。

消費者としては、もう、何を信じればいいのか、わかったもんじゃないですね。

添加物として、酸化防止剤としていれているビタミンCやビタミンEを、わざわざ、「ビタミンC入り!」と記載している商品も少なくありません。「合成の添加物入り!」と書かれているものが、なぜ売れるのか。

添加物は、記載を省いて良いものも多く、成分表だけで読み解くのは非常に難しいです。

なので、せめて、
●保存料、香料、合成甘味料が入っていないものを選ぶ
●消費期限がめちゃめちゃ長いものは避ける
このくらいは、最低限おさえておきたいところだと思います。

まとめ

パッケージにナチュラルと書いてあるから。天然と書いてあるから。
それは、「高品質」には当てはまりません。
お値段が高ければ、必ずしも良いとも限りません。

何をもってナチュラルと書いてあるのか。天然と書いてあるのか。
メーカーの信頼度や、姿勢、方針なども考慮し、広告から、「ナチュラル」の示す意味を読み解きながら考慮する、という奥深さが必要になるのが、「高品質」選びの難しいところになります。

そして、「品質の良いサプリメント」は、「栄養素の品質」だけでなく、「余計なものを含まない」という部分まで含めて考えてほしいところです。

品質の高い栄養素

余計なものを含まない

この2つが揃った時にこそ、サプリメントのパフォーマンスは、驚くほど高まります。
せっかくサプリメントを飲むのであれば、徹底的に品質にこだわってほしい。

そうすれば、サプリメントは、「気休め」ではなく、確実に、「あなたの強い味方」になってくれる事でしょう。

 

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